阪神タイガースを戦力外になり、今シーズンから中日ドラゴンズの一員となった板山。
最近の板山の大活躍で、チュニドラの試合経過も気になる ちゅうですが、
好調大瀬良からホームラン、
翌日抑えの栗林からサヨナラヒット、
次の試合でも負けはしましたが、1点差に詰め寄る2ランホームランと、
絶賛大爆発中の板山が、
遅咲きながらも
このまま好調を維持して、中日ドラゴンズの主軸バッターになって欲しいです。
やはり元虎戦士の活躍は、たとえ他チームであっても、
涙が出るくらい嬉しいものです。
一緒に移籍した山本も、板山に負けないような活躍を期待しています。
岡田監督はメンバー固定で戦うタイプの監督なので、
特に優勝した昨年は、一軍で働いた選手(野手)が、
少ないチームなんだと思います。
ドラゴンズにいった板山や山本には、ノーチャンスでしたし、
梅野の骨折で一軍に上がった長坂、榮田も、
起用機会をほとんど貰えずでしたし…
外野手の小野寺は代打で良い数字を出していたのに、
チャンスが少ない印象でした。
彼らに昨年自信をつけるくらいの出場経験があれば、
今年の飛ばないボールに対応できて救世主になれたのかも知れません。
岡田監督は戦術眼に優れていますが、一部の選手(投手は別)で戦うので、
選手が育ちづらくなるので次の監督は、イチからチーム作りが必要になること、
は以前から言われてきたことでした。
サッカーでいえば、
ユベントス、イタリア代表、チェルシー、インテル、トッテナムで監督をした、
コンテ を思い出します。(秋からはナポリの監督)
劇薬といわれるコンテは、いくチームを優勝させる優勝請負人の側面はあるのですが、
長くチームを率いることが苦手な監督でした。
戦術は守備的、性格は負けず嫌いで激情家、
と、岡田監督とダブる部分が多く見受けられます。
コンテもそうですが、
岡田監督は、とにかく貪欲に勝利を目指す、
ということに関しては最適な監督ですから、
この混セの争いで岡田監督の戦術眼が炸裂してくれるでしょう。
昨年のぶっちぎり優勝よりも、本当に岡田監督が得意なのは、
痺れるような緊迫した試合を一つ一つ落としていくことのはずです。
その辺は、ライバルチームの監督たちが一番恐れていることだと思います。
だから今年の勝負はこれからも楽しめるはずです。
ただ怖いことがあるとすれば、
チームがバラバラになること、でしょうか。
不満、不安を抱えている選手が今年は特に多いはずです。
そこで、
平田さんの調整力が何よりも大切になっていくのではないでしょうか。
岡田監督に物言える参謀として、
監督と選手の間に立ち、選手を守る役目を果たして頂ければ、
アレンパ、と共に、
来年からの平田監督という線が生まれてくるのかも知れません。
選手の話は、
まずは頑張って欲しい野手の方から。
前川の台頭しか楽しみがなかった時期もありましたが、
前川は完全にレギュラー定着で、待望の高卒野手の誕生です。
球場の特性もあるので、打率、打点に拘った選手に成長していって欲しいです。
まだまだ若い選手なので監督もファンも温かい目で見て欲しいかな。
プレッシャーのかからないところでのびのびやって育てて欲しいです。
将来的にファーストコンバートもあるのかな、彼は。
豊田、野口は期待大。
投高打低が特に目立つ今シーズンは、調子を落とす選手が多い中、
様々な選手に一定のチャンスが与えられるケースが多いです。
一気にスター選手まで登り詰める絶好の機会を逃さないで欲しい。
豊田は年齢からも少ないチャンスを活かし、
以前見せたヘッドスライディングのように気持ちの入ったプレイで一軍定着、
野口は、近本、森下、前川からレギュラー奪うくらいの活躍と、
やっぱりホームランがみたい選手。
このチャンスに巡りあう運も感じる野口は、
大山、佐藤からクリナップを奪いとる活躍も期待したいです。
そしてここ二年間で着実にレギュラーに近付いている小幡。
怪我の木浪が戻ってきてもポジションを渡さない気概で頼んます。
課題のバッティングが最近は良くなっていますよね。
木浪も小幡を見て発奮すると思います。
切磋琢磨してレベルアップして下さい。
そして問題の優勝ナイン組…
近本、中野、大山、佐藤、森下、木浪。(一応坂本、梅野も)
オールスター明けでもシーズン開始の心意気で、
前半シーズンの不調を忘れるくらいの活躍を取り戻して下さい。
去年チームをクビになった板山は、
復活どころかパワーアップしてドラゴンズを牽引しています。
板山から出ているオーラは、もう後がないという必死さだと思います。
その必死さをレギュラー陣は見習って欲しいです。
もちろん全員が必死なのはわかるのですが、
絶好調大瀬良や絶対神森下を粉砕した板山は、
(阪神のエース才木も彼に打たれたし)
ただただ気持ちで打ったように感じます。
置かれる立場は違いますが、彼に見習うべきものが沢山あるはずです。
そして頭の上がらない投手陣には、いつもありがとうございます、
とともに、申し訳ありませんという気持ちです。
桐敷、石井、漆原、岩崎、ゲラ、島本の中継ぎ陣と、
才木、大竹、村上、西勇、ビーズリーの先発陣にです。
伊藤は大分良いピッチングができるようになっているので、この調子で続けていただき、
青柳、湯浅、岩貞、加治屋、及川、西純には、
何とか後半戦から戦力になれるよう頼みます。
(青柳なんか巨人戦あたりにぶつければいいと思うんだけど。DeNAとかヤクルトだと左並べてくるので…)
今年は去年とは違って選手交代の激しい全員野球が求められそうな気がします。
岡田監督も大山をレフトで使うことを考えたとおっしゃっていました。
いよいよスクランブル体制の野球が見られるのかも知れません。
あまりなかった捕手に代打とか、ファースト原口の外野大山とか。
切り札 糸原、原口、渡辺
韋駄天&守備固め 梅田、熊谷、島田
の他に、
ノイジーやミエセスの一発狙いと、
楽しめそうな岡田監督の采配を期待したいです。
また今年も、
ドキドキしたり、喜んだり泣いたりのペナントレースを、タイガース仲間と共有するのが楽しみ過ぎる ちゅうでした。
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