政治家といえば、信念を持った人が多いのでしょうけど、
出世していく度に、所属する党の意向やしがらみが出てきて、
どうしてもブレが出てくるタイプの仕事だとは思っています。
例えば、現在の石破総理は、
自分の信念に基づいてブレなくやりそうな人だと以前は思っていたのですが、
総理大臣という要職に就いた途端に、ブレまくり。
昔の自分から批判されるような、そんな政治家になり下がったイメージです。
人の上に立ったり、組織の責任を背負う立場になるのに、
強い信念を持ってまま出世していくのは難しいのでしょうね。
これは政治家だけの話ではないですが、
年を取ったり、自分に与えられる役目が変わっても、
自分の正義を貫き通せる人間に憧れる訳ですが、
ところが最近は、
そんな政治家が増えているように感じています。
キャスティングボードを握り、個の力で103万円の壁と戦い続ける国民民主の玉木さん、
玉木さんを支える榛葉さん、
いつも鋭い質問を連発してきた浜田さん(N党😅)
と、政党抜きに応援したくなる人が増えてきているのですが、
今回は、そんな政治家(?)の中から、
ホントのここ最近に、見直すこととなった
NHK党の 立花孝志 さんのお話をさせて下さい。
ほんの先日前まで、N党という政党に良いイメージが全くなく、
毛嫌いしていた立花さん、ガーシーさん、丸山さんの 負のレッテルを剥がすことは出来ませんでした。
ところが、
最近の兵庫県の斎藤知事の再任、百条委員会の件で、
兵庫県の多くの人が何故この選択をしたのか、
どうして未だに兵庫県知事のニュースで斎藤知事が悪く言われるのか、
SNSとデマで決まってしまったというマスコミの一方的に見えるこの主張を調べて見てたくなり、
あまり良くイメージを持てなかった立花軍団についてもっと知りたいと思うようになりました。
聡明な浜田さんが選んでいる党でもありましたし。(浜田さんは独立、新党立ち上げるようです)
それで、今更ながらスマホをポチポチ、クリスマスの夜に調べてみたのです。
兵庫県のことは現地の人たちに任せて、と言っていた ちゅうですが、
ゴメンなさい、書きたくなりました🙇。
立花さんを簡単に説明すれば、
政治家というよりは、既得権益(悪)をぶっ壊す人 だと思いました。
マスコミの言う通り、SNSをフル活用 する政治家ということになると思いますが、
現在においては、まだテレビという媒体が影響力を持っているので、
そのテレビの力を利用するために立候補を繰り返し続ける人なのかなぁと思いました。
つまり、
政治家に立候補すると、国営放送の政見放送の時間が与えられます。
その時間を使い、インターネットを使えない人たちへの宣伝を行うのが目的なのでしょう。
現状では、オールドメディアから敵視される立花さんは、
政見放送でしか繋がれない有権者(特に年配の方)がいるので、
そのためだけに立候補する必要性が出てくるのだと思います。
マスコミに無視されると、オンリーテレビ世代には立花さんのことを知る術はありませんから、
誰にも邪魔されない政見放送を使うのですね。
これが、
権力を求めるために政治家になるのではなく、既得権益と戦うために選挙に出馬する立花さんですね。
今回の兵庫知事選で当てはめてみます。
斎藤知事は、前知事時代が残してきた既得権益を、(結果的に)壊してきた方なので、
この権益に預かりたい人たちのクーデターが、
知事おろしのパワハラ疑惑やおねだり疑惑だといいます。
ほとんどのマスコミが知事おろしに加担することで、
反斎藤グループの勢いは増し、
毎日のようにテレビでは誹謗中傷まがいの知事イジメが起きた異常な状態が作られたわけです。
正に四面楚歌状態…
ここで登場するのが、ヒーロー立花さんということになりますね。
最初は手段を選ばず危ない橋を渡るイメージの方でしたが、
立花さんはそれだけではなく人脈、情報、頭脳をフル活用する土台があってのことだと分かります。
とても頭が切れ、
法律にとても詳しく、
コミュニケーションが抜群に上手い。
取材の受け答えがこんなに上手な方を見たことがありません。
(名物記者も軽くあしらってますね)
ただ、何でこんなやり方?という危なっかしさは感じる方なので(ただの凡人がすいません)、
ダークヒーロー というのが一番しっくりしています。
弱きを助け、強きを砕く ヒーローには変わりはありません。
凄いところは、立花孝志さんの目指すところで、
自分に投票しないで、斎藤さんに投票して欲しいと有権者にお願いして回ること。
立花孝志さんにとっては、斎藤さんを勝たせ、
既得権益者の暗躍を阻止するということが大切なのです。
奇想天外な作戦(?)ですよね。
思い出すのは、竹中半兵衛の難攻不落の稲葉山城乗っ取りの話なのですが、
斎藤知事の再選はこれくらい痛快な勝利でありましたね。
百条委員会もオールドメディアも、まさかの信じられない結果だったと思います。
立花孝志さんの正義の渇望は、NHKの社員として、不正経理を内部告発したことから始まるのでしょうか。
週刊文春紙面にて、NHKを内部告発した2005年以降は、
フリージャーナリストやパチプロで生計を立てながら、
政治家への道に進むことになります。
最初の国政選挙で当選と驚かされた記憶がありますが、
立花さん以降もガーシーさんや齊藤さんも実績ありますから、党は着実に力をつけているのでしょう。
ガーシーさんというと有名人への脅迫で逮捕のイメージが強いですが、
この方も立花さんのように闇を暴くダークヒーローでありました。
知らない人も多いと思いますが、
岡本カウアンさんのジャニーズ問題の最初の取っ掛かりは、
ガーシーさんとの対談だったと聞いています。
やり方は褒められたものではないですが、やりたかったことは理解できます。
以前、週刊文春が悪を裁く役目をするのなら応援したいという話をしたことがありますが、
立花さんが、誰も戦ってこなかった既得権益や悪と戦い続けるのであれば、
世直しのために戦ってくれるのであれば、
(違法な方法でないこと前提に)応援していきたいと思います。
週刊文春でも立花孝志さんでもどちらでも支持したいですね。
あくまで YouTuberとしての活動への支持や、
何といっても文春以上の情報で既得権益に立ち向かう正義感を支持、ということで、
政治家としての支持とは別な話。
週刊文春的なジャンルとして応援したい人ですね。
ダウンタウン松本さんに続き、中居さんにも問題が降り掛かってきました。
オールドメディア大手のフジテレビ絡みと分かってきたようですが、
何となく第二のジャニーズ問題になりそうな気配を感じます。
これは、単純にフジテレビ、中居の問題ではなく、
テレビ業界と芸能人の闇だと思います。
未だに反斎藤を貫き通し、信用を失い続けるオールドメディアへの
手痛い一撃となりそうな気がします。
放送利権を独占する数社が、
生まれ変われる、もしくは取って代われる
そんなシステムを構築できればいいですが。
でもそれができず、
権力に贖う術が、
必殺仕事人みたいなダークヒーローにしかないのであるならば、
立花孝志に オールドメディアをぶっ壊して貰いたくなる ちゅうでした。
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