大人の夏休み

雑記

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子供たちが小さい頃は、

子供たちの夏休みが始まるとともに、夏が来た、と感じていたものですが、

病気をして、妻に逃げられ、独り身になってからは、

夏のありがたみが薄れてきました。

6月に暑い日が続けば夏が来たと錯覚し、

7月にもっと熱くなれば、本格的な夏が来たと思い、

8月になれば、本物の本格的な夏が来たとなります。

8月が何度来るのか。

カレンダーがなければ、今が何月なのかわからない生活をしているのでは、と思う時があります。

太陽が出ている時間が長いとか、

ジメジメするとか、

肌寒くなり秋を感じ初めてたりして、

何月辺りという予想は出来きそうですが、

子供たちがいた頃は、

一緒になって季節や季節の行事を楽しんだりと、子供たちと同じ気持ちでいれたと思うのです。

季節とともに歩んだ感じ。

特に夏の8月はそう思います。

今は、ただただ季節が流れて暑くなったり、寒くなったりを感じるだけで、

季節の過ごし方が昔と全然違うのです。

(写真を趣味にしてからは、特に植物の変わる様を撮るのが楽しいのだけど)


以前なら、

早朝に、コンビニや大きな(明るい)街灯がある場所で カブトムシやクワガタムシを捕りに行きました。

(コンビニには何でもあります)

朝の駐車場スペースでは、

昆虫が地面で休んでいるので、簡単に捕まえることができます。(夜だと降りてくるのを待たなければなりません)

虫が来るスポットは、だいたい決まっているので、

車でそのポイント数か所を回ってくれば、収穫があることが多かったかな。

早朝なので仕事にも影響なく、(早く寝るだけ)

子供が起きて来なければ、父親ちゅうが一人で 虫捕りに行ったこともありました。

仕事が休みで、子供たちの部活が休みならば、

ザリガニやサワガニを捕りに行ったり、

野球やサッカーをしたり、庭でバーベキューをしたりしました。

お盆休みになると、

ちゅうの実家に里帰り。(現在住んでいる場所)

年に一回しか帰省できないので、大人も子供たちもはしゃいで

大人だけれども、子どもみたいな遊びがとにかく楽しくて。

暑くても、太陽がそうさせたのか、

晴れている太陽の下、充実した夏を満喫出来たものでした。

夏の晴れた日なら、一人ドライブするだけでも、

本当に気分が良かったのです。

暑いのは好きでないのに、夏は楽しいことがたくさんあったのです。


身体を壊し、子供たちと別れ、

10年の月日で、

完全なインドア派にトランスフォームした ちゅうですが、

最近、楽しめる夏の遊びを取り戻してみたいと考えることが多くなりました。

10年の時間は、

ちゅうが置かれる生活パターンの変化だけじゃなくて、

地球レベルでの温暖化で、

夏の遊び自体考えていかなければならない昨今ですが、

今年こそ、

時代に合わせた、

なおかつ、自分の身体に合わせられる夏を探してみたいと思っていました。


夏にやってみたいことの一つは、

大好きな ヒロシのぼっちキャンプみたいな 飯作り です。

ぼっちキャンプは、料理の部分だけ 当たりはずれ の落差が大きい番組です。(ちゅうの感想です)

ヒロシは、傾向的にいつも強い火で作りたがったり(火が通ってないのでは?という場面が多い)

常識外のやり方で案の定失敗したりと、

ツッコミたくなる部分が多いのですが、(そこも魅力なんだけども)

そのヒロシがやりそうな料理を、ウチの庭でやってみたいかなぁ。

七輪は家の物置で見つけたので、木炭を用意して、

食材は安いものを大人買いして、

魚介類中心に焼きながら、ビールでも飲んでみたいです。

夏になると、

ビール飲みたいと思って毎年買ってみるのですが、正直一口目から微妙な味。

昔は、どんな食べ物、飲み物よりもビールが大好きだったのに…

それでも毎年、雰囲気を出すために一番小さい缶(135mlの 仏壇用?)を買ってしまいます。

身体を壊しても、美味さを感じなくても、口に入れたくなるビール🍺は恐ろしいものです。


まぁ、ビールはともかく、

バーベキュー的な事をする上での問題点というものが、今の家にはあります。

それは、ウチの庭でバーベキューをやることを、

ウチのあるじや、近所の人たちの目が許してくれるかどうか、ということ。

周りでバーベキューやっている人を全く見かけない住宅街なので、

そして、そんなに広い敷地でもないですから、

隣家がどう思うのか不安ではあります。


もう一つのやりたいことは、釣りに行きたいということです。

釣りに関しては、ほぼほぼパーフェクトな素人なのですが、

昔、子供たちと海(魚港)に行った時、

釣りをしたいという子供のために、近くの釣具店で仕掛けだけ買い、

現地の拾いもので魚釣りをさせたことがありました。

小さい鯵が数匹釣れたのですが、

テキトー道具で十二分に楽しめたので、

それ以来ずっと釣りをやってみたいと思っていたのです。

現在、ここには亡き父の釣り道具(形見)があるので、

体調の良い夏の内に行けば、長い時間楽しめるのでは、と考えていました。

ただこちらにも問題がありました。

それは、

海や釣りを出来そうな場所が遠いことです😭

車の運転は出来ない身体なので、自転車しかないのですが、(タクシー、バスはあるっちゃある)

カゴのないスタイリッシュなミニベロで、

釣り竿や道具を持って行くのが、どうも納得いきません。

暑い夏に、遠くまでチャリで行って、釣りをして、

身体に不安のある ちゅうが、チャリを漕いで帰ってこれるものなのか。

知人で連れていってくれそうな釣り好きもいないし…


ちゅうの実家は、自身の生まれ故郷にあるのは確かなんですが、

ちゅうからすれば、小さい頃に住んだことがあるだけの街で、

身体を壊して実家に帰ってきた時、知っていた人は、

3人の親戚だけ。

(卒業した中学高校は、ここから100㌔離れた街にありますから)

釣りも難しいのかなぁ。


今年の夏は、

ウチの庭で晩ごはんの魚でも焼いてみるあたりまでは挑戦してみるとして、

長期的にやらなければならないことを、今頃気付かされました。

ちゅうがやらなければならないことは、

今更ですが、地元で知り合いを作っていくことのようです。

病気をして、あまり馴染みのない街の実家に帰ってくるにしても、

あまりにも薄い人間関係しか作って来なかった自分に問題あり、と感じています。

反省の夏ですね。

出来ることなら歳の近い、

飲み仲間(飲めないけど)みたいな何でも話せる仲間を、

探したいなぁと、希望はありましたが、

虫捕りみたいに簡単にいく歳ではないので、

信用を積み重ねていくよう真面目な生き方を続けることでしか、

昔感じた楽しい夏を、取り戻せないのかなぁと、

思うのはそればかり。

自分一人で生きていけると思っていたけれども、

楽しみたいとか、大人の夏休みを満喫したいのなら

隣人たちと調整出来る人間関係くらい作らないと、

自分勝手で終わってしまうことに、今更気付かされた ちゅうでした。


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